本文へスキップ

データベースとデータ保護

BioStar X には、ユーザーのクレデンシャル、アクセスログ、設定データなどの重要情報を保存するデータベースが必要です。 導入環境に応じて、MariaDB (11.4) または Microsoft SQL Server を使用します。

認証とアクセス制御

  • すべてのデータベース接続で認証を要求するように設定します。

  • BioStar X 専用のデータベースアカウントを使用し、共有アカウントや既定のアカウントは使用しないでください。

  • 必要最小限の権限ロールのみを割り当てます。アプリケーションデータには読み取り/書き込みを許可し、スキーマ変更は許可しません。

  • 未使用のユーザーや過剰な権限を持つユーザーがいないか、データベースアカウントを定期的に監査します。

  • 特に IP またはインフラ変更後は、未使用または古いデータベースユーザーエントリを削除します。

注意

sa または同等のスーパーユーザーアカウントを使用して BioStar X に接続しないでください。

送信中データの暗号化

MariaDB

my.cnf
[mysqld]
require_secure_transport=ON
ssl_cert=/etc/mysql/server-cert.pem
ssl_key=/etc/mysql/server-key.pem
ssl_ca=/etc/mysql/ca-cert.pem

設定の確認

SQL
SHOW VARIABLES LIKE '%ssl%';

SQL Server

  1. SQL Server 構成マネージャーを実行します。

  2. SQL Server ネットワーク構成MSSQLSERVER のプロトコル に移動します。

  3. 暗号化の強制を有効にします。

  4. サーバーに信頼できる証明書をインストールします。

保存データの暗号化

MariaDB

  • 保存データを暗号化するには、file_key_management プラグインを有効にします。

  • 安全なキーファイルに暗号化キーを定義します。

  • 完全な TDE を使用できない場合は、テーブルごとに暗号化を適用します。

注意

軽微な性能低下(通常 3~5%)が発生する場合があります。 データベースを別のサーバーに移動または復元する場合は、証明書とキーが必要です。 BioStar X の復元機能は暗号化バックアップをサポートしないため、手動で処理する必要があります。

SQL Server TDE

SQL
CREATE MASTER KEY ENCRYPTION BY PASSWORD = 'StrongP@ssw0rd!';
CREATE CERTIFICATE MyServerCert WITH SUBJECT = 'BioStarX';
CREATE DATABASE ENCRYPTION KEY WITH ALGORITHM = AES_256 ENCRYPTION BY SERVER CERTIFICATE MyServerCert;
ALTER DATABASE biostarx_ac SET ENCRYPTION ON;

データベース監査の有効化

MariaDB

SQL
INSTALL SONAME 'server_audit';
SET GLOBAL server_audit_logging=ON;
SET GLOBAL server_audit_events='CONNECT,QUERY_DML,QUERY_DDL';

SQL Server

SQL
CREATE SERVER AUDIT BioStarX_Audit TO FILE (FILEPATH = 'C:\AuditLogs\');
CREATE SERVER AUDIT SPECIFICATION BioStarX_Spec FOR SERVER AUDIT BioStarX_Audit ADD (FAILED_LOGIN_GROUP);
ALTER SERVER AUDIT BioStarX_Audit WITH (STATE = ON);

バックアップと安全な保管場所

  • BioStar X データベースを定期的に暗号化してバックアップします。

  • バックアップは、同じホストではなく、別の安全なサーバーに保存します。

  • バックアップと復元を定期的にテストします。

  • BitLocker で暗号化されたボリュームにバックアップを保存します。

MariaDB

Bash
mariadb-dump --all-databases --ssl --result-file=/secure/backups/biostarx.sql
gpg -c /secure/backups/biostarx.sql
注意

BioStar X のバックアップ機能(手動またはスケジュール)は暗号化されません。 BioStar Xの復元機能は、暗号化されたバックアップをサポートしません。

SQL Server

SQL
BACKUP DATABASE biostarx_db TO DISK = 'D:\backups\biostarx_db.bak' 
WITH ENCRYPTION (ALGORITHM = AES_256, SERVER CERTIFICATE = MyServerCert);

リモートアクセスの制限

MariaDB

my.cnf
bind-address=127.0.0.1

SQL Server

BioStar X アプリケーションサーバーからの接続のみを許可するように、ファイアウォールルールを構成します。

このページは役に立ちましたか?